60代以降、シニア世代ともなると、加齢とともに日常的に「もの忘れ」が多くなります.
意識的に脳を使わないと、どんどん忘れてしまいます。
シニア世代になぜ英会話がおすすめなのでしょうか?
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英会話が認知症予防におすすめな理由
英会話は、新しい言語に触れるだけでなく、新しい文化にも触れることになります。
新しい単語や表現を覚えることは脳を刺激し、認知症の予防につながると考えられています.
5人に1人は認知症に
我が国の総人口は、令和3年10月1日現在、1億2,550万人となっています。(厚生労働省)
65歳以上人口は、3,621万人となり、総人口に占める割合(高齢化率)も28.9%となりました。
日本の人口の4分の1以上が65歳以上の高齢者です。
平成29年度高齢者白書によると、2012年は認知症患者数が約460万人、高齢者人口の15%という割合だったものが2025年には5人に1人、20%が認知症になるという推計もあります。
5人に1人が認知症になる?!認知症になるのは誰にでもあり得るはなしなのですね。
その認知症を防ぐのに外国語学習が良いとされています。
シニアの学びなおし意向
ソニー生命保険株式会社の「シニア生活意識調査」によると、全国のシニア(50~79歳)1,000名の調査において、
「学び直しをしたい」は33.1%、「学び直しはしたくない」は41.1%、「わからない」は25.8%となり、シニアの3人に1人に学び直し意向があることが明らかになりました。
また、今後、どのようなことを学習していきたいか聞いたところ、1位「語学」(53.2%)、2位「歴史」(36.0%)、3位「パソコン・インターネット」(30.5%)、4位「音楽」(27.5%)、5位「健康」(20.2%)となりました。
学び直し意向があるシニア(331名)に、学び直しをしたいと思った理由を聞いたところ、1位「教養を高めたいから」(57.4%)、2位「趣味を深めたいから」(52.3%)、3位「自分に自信をつけたいから」(24.5%)となりました。教養を身につけたい、趣味を追求したいとの思いが、シニアの学び直し意欲の源泉になっているようです。(ソニー生命「シニアの生活意識調査」)
シニア世代の人たちは学び直しの意識が高くてすばらしいですね。語学を学び直したいと思っている人が50%以上も!
言語学習が認知症予防に効果的という研究
外国語を学ぶことは認知症の予防に役立つことが多くの研究によって示されています。
例えば以下のような論文があります。
バイリンガルの老人が単一言語話者と比較して認知症の症状が出る年齢が遅かったという論文です。この研究では認知症の予防と指定外国語を学ぶことが役立つことを示しています。
また、
2言語話者は単一言語話者と比較して、認知症の初期症状が現れる年齢が遅いことを示している論文もあります。この効果は、教育レベルや移民の状況にかかわらず存在することが示されています。
また、二言語話者の人々が単一言語話者と比較して、アルツハイマー病において脳の萎縮が進行する速度が遅いことが示されている論文もあります。この研究は外国語をマナフコとが認知症予防に役立つことを支持する結果を示しています。
以上の研究からもわかるように、外国語を学ぶことが認知症の予防に大いに役立ちそうだということがわかります。
英語を学習することで脳が活性化されたり、認知症の予防にも役立つ可能性があるなら、これはもう始めるしかないでしょう。
まとめ
シニア世代が外国語を学ぶことは、新しい語彙を覚えたり文法規則を理解することで、語彙力や言語処理能力が向上します。これらの能力が高まることで、脳の認知機能が改善される可能性があります。
また外国語を学ぶことで、脳の機能を刺激し、脳の活性化を促すことができます。脳の活性化が高まることで認知症の発症を遅らせる可能性があります。
そして、外国語を学ぶことは新しい文化や知識に触れる機会も増やします。そういった刺激を受けることで、ストレスなどから解放され、毎日を楽しく過ごすことができます。
外国語学習が、単なる趣味や学びなおし、というだけでなく、毎日を楽しく、脳を元気に活性化させることができることはシニア世代にとって、とてもメリットがあると考えられます。
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