チャールズ3世の戴冠式でイギリスは新しい時代を迎えました。
イギリスといえば、ロンドンやエジンバラのような美しい都市、ビッグベンやタワーブリッジなどの伝統的建造物、コッツウォルズや湖水地方などの美しいカントリーサイド、ロイヤルファミリーやアフタヌーンティー、ハリーポッターなど、魅力的な伝統や文化にあふれる国として有名です。
またサッカーやラグビー、ゴルフなどのスポーツや、ファッション、芸術、音楽など文化でも大変有名です。
英語を学ぶだけでなく、さまざまな歴史や文化に触れることができるため留学先として人気があります。
「若いときに留学に行けなかった夢をかなえたい!」
「語学だけでなくお菓子作りやガーデニングなどを学びたい!」
と、イギリスはシニア世代の方にも人気があります。
今回は特に50代、60代以降のシニア世代の方向けに、
なぜイギリスが語学留学におすすめなのか、どうやって留学先の都市を選んだらよいのか、そして、イギリス語学留学におすすめな都市を 留学経験者である筆者が実体験をもとに選んでみました。
イギリスの語学学校がおすすめな理由
✅語学学校の質が高い
イギリスは英語発祥の地であり、英語教育には歴史と長年培われたノウハウがあります。語学学校には厳しい基準を設けられており、水準の高い授業を受けることができます。語学学校を選ぶ際にはそういた基準を満たしている学校かを確認すると安心です。
✅コースが豊富
英語のコースはもちろん、料理やガーデニング、ゴルフなどをプラスαで学ぶことができるコースや、50代以上の大人、シニア世代向けコースなど多岐にわたるコースが豊富です。
✅サポートや文化交流・イベントが充実
イギリスでは、世界各国から生徒が集まってくるため、サポートも充実しています。英語学習のためのコースだけでなく、健康や安全面に関するサポートを受ける体制が整っています。また放課後や週末には、各地への小旅行や文化交流のイベントやアクティビティなどが数多く用意されていて、イギリスを体感することができます。
✅年齢に関係なく生涯学習をすることができる
イギリスの社会では、社会人になってからも教育機関で学びなおしをしたり新たな分野を学んだりすることが日常的に行われています。そのためシニア世代の方の留学に対しても大変積極的で、年齢を気にすることなく学習に打ち込むことができる環境にあります。
✅日本人が比較的少ない
イギリスの語学学校では、日本人が全くいないという学校はほとんどないかもしれません。
が、学校では国籍によって受け入れ人数を限定していたり、また日本人がそこまで多く渡英していないため、クラスのほとんどが日本人でクラス中に日本語が飛び交うという環境になる(人気の留学地だと起きることがあります)ことは少ないでしょう。
留学する都市、どうやって選ぶ?
イギリスには各地に語学学校があります。
どの場所に言ったらいいの?
と悩まれる方も多いのではないでしょうか。
都会?それとも田舎?
都会のメリット
イギリスの大都市といえばロンドンやエジンバラ、バーミンガムやマンチェスターなどがあり、こういった大都市にも語学学校は多くあります。
特にロンドンは、美術館や博物館、歴史的観光名所が多く点在しています。また劇場や有名な老舗のデパートなどの商業施設や娯楽施設、マーケットなどもたくさんあるので、充実したシティライフを送ることができるので大変魅力的です。
都会は交通網が発達しているので、移動が便利です。また各地へのアクセスも良く、週末、観光へ各都市に(ヨーロッパ周辺へも!)足を延ばすのにも、便利です。
ロンドンでは医療面でも日本語の通じる医療機関もいくつかあります。
都会のデメリット
観光客やビジネスマンも多く日常的に人が多いため、交通渋滞や人ごみが多く、ストレスを感じる場合もあります。
大都市では、治安面では地方に比べると劣ります。必要以上に恐れる必要はありませんが、大金は持ち歩かない、貴重品はしっかり身につけるなどの注意が必要です。
大都市は、地方より物価が高くなります。住居費、食費などの生活費も高くなりますので、金銭的に負担が大きくなります。
田舎のメリット
イギリスのカントリーサイドでは、豊かな自然と古い歴史的建造物に触れることができます。息をのむほどの美しい街並みの中でゆったりと過ごすことができます。
治安は都市部と比べて安全です。とはいえ、夜間などはひとけのないところにはいかないなど、油断は禁物です。
都市部に比べて、物価は比較的安価なため経済的負担は少なくなります。
田舎のデメリット
観光名所や商業施設、娯楽施設が少ないため、学校以外の生活面で退屈に感じることがあります。
イギリスの田舎は交通機関が限られている場合もあり、やや不便に感じるかもしれません。ただし、語学学校へ通う分にはホームステイ先や寮は公共交通機関で通える範囲であることがほとんどですので、通学に困ることは少ないでしょう。
大都市か田舎か・・・
イギリスは、英語の語学学校は大なり小なり、各地に大変多くの数がありますので、大都市がいいのか、田舎がいいのか、は基本的にはご自分の目的や好み、で選ばれるとよいと思います。
長期に滞在する場合は、大都市と田舎と場所を変えてみるのもいいかもしれません。
大都市に近い郊外の静かな町、地方の都市でもやや大きめの都市、などを選ぶと、大都市と田舎の両方のいいとこどりができておすすめです。
おすすめな都市
筆者が選ぶ、シニア留学におすすめな都市です。
大都市とまで大きくはないですが、街そのものはそれなりに発達しているのでその街に住むには不自由はありません。
観光地でもあり、また周辺にも観光名所があるため、放課後や週末にも少し足を延ばすだけで旅行気分が味わえます。
イギリスに行ったならば、少なくとも1回はロンドンへ行きたいと思われる方がほとんどですので、ロンドンへもそう遠くない(日帰りも可能)な場所になっています。
オックスフォード
ケンブリッジ
ブライトン
ボーンマス
ヨーク
カンタベリー
まとめ
中高年のシニア世代の方は、年齢を理由に留学を諦める必要はありません。
私も語学留学で数校に通いましたが、そのたびに、シニア世代の方が学ばれている姿を見てきました。仲良くなって、授業以外でも、一緒に食事したり出かけたりもしましたよ。
世界的に有名な文化や歴史に触れ、美しい景色や建築物の街並みのなかで英語や文化を学ぶことは、人生において貴重な体験となるでしょう。
留学は、人生を豊かにし、新しい発見や経験を得るためのチャンスです。
年齢に関係なく、自分自身の可能性を広げるためにも、ぜひ、イギリス留学を検討してみてはいかがでしょうか。
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